線維化に進展するようなタイプの脂肪性の肝縁を拾い上げることが重要 重篤化する成人病の入り口とみられる肝臓の脂肪化。生活習慣病からクローズアップをして、NAFLD~NASHといった肝臓の病態に取り組む臨床消化器内科医である鈴木康秋先生、病理医の市原真先生、超音波検査士である西田睦先生にそれぞれのお立場から、議論いただきました。
ATI、SWEの世界的な標準化こそゴールドスタンダードへの第一歩 脂肪肝の端緒を診断する手段として、超音波診断装置は欠かせないものとなりつつあります。 汎用超音波診断装置に搭載可能となったATI (Attenuation Imaging)とSWE(Shear wave Elastography)の有用性についてそれぞれのお立場からその活用の仕方などについてご解説していただきました。
患者だけでなく病理医の判断材料にも なりえるレーダーチャートの可能性 脂肪肝を診断から患者さんへの生活習慣の改善指導まで。 超音波で得られるメリットをいかに活用するのか。 肝臓から視野を拡げて全身を診ることのできるオールインワンな超音波の有用性について意見交換していただきました。 肝臓から全身へ、肝臓学のプロフェッショナルが見つめる未来についての熱いディスカッションです。