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超音波診断情報
US Magazine vol.06

検査の現場に必要なのは、
画像の見やすさと使いやすくカスタマイズできる操作性

院内の超音波検査を集約する超音波センター。
兵庫医科大学は、その超音波センターを導入した先駆者として、
全国の病院を牽引するリーディングホスピタルです。
その現場で働く技師の方々に、センターで求められる装置について伺いました。

Q兵庫医科大学病院の超音波センターは技師さんの立場からするとどのような環境で働きやすい、働きにくいをざっくばらんにお聞かせください。

橋本眞里子
(以下橋本)
この広い部屋に移ってきたのは2000年でした。そこから装置の台数が増え、人員も増え今はとても充実した環境です。他の施設の方から羨まれるのですが、この超音波センターは先生たちとのコミュニケーションが取れています。検査したものがどういかされたかフィードバックをいただけるので、より臨床を身近に感じられることができ、とてもいい環境だと思います。
東浦晶子
(以下東浦)
最初は3人からスタートでしたが、今は17名になりました。人数が増えていますが、このセンターにきて、この環境がとても働きやすく、嫌でやめていく人はいないですね。
柴田陽子
(以下柴田)
私はセンター開設の時からおります。最初は先生のサポートが多かったのですが、今はほとんど技師が所見も書いています。そういう点では、私たちが主体で行えているのでとてもよい職務環境だと思います。また、不明な点は先生にすぐにお聞きすることができます。その点でも先ほど話にあったようにフィードバックがあり、良い環境だと思います。
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「キヤノンの装置は操作が旧機種を引き継いでいるので、戸惑うことがありません」(橋本眞里子さん)

Q技師にとって使いやすい装置の条件とは?

柴田
やはりBモードがきれいに見えることが一番の条件です。加えて体型にあまりとらわれずに深部まで見え、かつ表面もきれいに見えることが一番理想的です。
カラードプラは腹部だけでなく、足などの検査にも用いているので、細かいところまで見たいケースや、血流が入ってるか入ってないか白黒はっきりつけるようなケースがあります。
橋本
私たちが助かっているのはキヤノンの装置は操作性が旧機種と大きく変わらないこと。新しい機種を導入しても、私たちの手の動きに合わせてカスタマイズしていただいているので、操作に戸惑うことがなくとても助かっています。
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「iSMIの機能に助けられることが多いですね」(東浦晶子さん)

Q技師としての心構えや、検査そのもので心がけていることはありますか?

橋本
はじめに何を求められているかを考えて、それに応じた装置を選びます。そのあとにここを撮ってほしいという部位がわかれば、オリエンテーションで用いても誰もがわかるような写真と、診断に必要な画像を残すための拡大した写真など、工夫して撮っています。
また、エコーをしたことがない先生でもわかるように、例えば印を入れたり、コメントを入れたりしてわかりやすく所見に反映し、所見を見て診断ができるような、報告書になるような写真を撮るようにこころがけています。
新納歩
(以下新納)
まだ勉強不足でわからないこともあるので、そこで終わるのではなく、上長に確認・相談をし、先生の意図が汲み取れているか、確認をするようにしています。
橋本
全体的に私たちは独りよがりにならず、診断のために必要な画像をとこころがけています。さらに、診断する先生方が求める「キレイでわかりやすい画像」をと考えて撮るように心がけています。
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飯島先生より指導をうける新納歩さん

Q次にキャノンの印象について語っていただけませんでしょうか?

橋本
超音波センターが拡張した2000年には、東芝時代の1台があっただけでした。それがここまで台数が増えてきているのには、ちゃんと理由があると思います。サービス体制に関してはとても満足しています。この20年近くキヤノンのサービスの方も私たちスタッフの一員のようなイメージを持っています。様々な歴代の装置が導入され、段階を踏んで進化していくとともに、私たちもいろいろなものを見て経験値を上げさせて頂いております。
柴田
この台数を見ていただいたらわかると思いますが、キヤノンの装置は使い勝手が良く、使い慣れていること。またBモード画像がきれいなので、何か病変があると必ずキヤノン装置を選びます。下肢静脈などもきれいに見えますし、ポータブルで病棟に行くときも動かしやすく、サイズもコンパクトなので、キヤノンの装置を優先的に使うことが多いです。
まず、装置を選ぶ場合、キヤノンさんの装置を最初に選びますね。
新納
私が入ったときは大半がキヤノンの装置でした。この職場で私を育てたのはキヤノンの装置ですね。

Qi800についての感想はいかがでしょうか?

橋本
シェアウェーブなどの機能を搭載した機種ということでi800を使うことが多いですね。細かい病変も見えますし、身体が大きく脂肪肝の強い方は周囲まで見えるので使いたいと思いますね。
東浦
iSMIが良いです。普通の造影だと出しにくくて失敗しそうなところは前もってiSMIで見て、少しでも血流があると思うところはそこを狙えるので楽になりました。
新納
i800は血流の描出に優れているので、他の装置ではとらえきれないものもi800だと撮れます。
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「Bモード画像がキレイ!」(柴田陽子さん)
「私を育ててくれたのはキヤノンの装置です」(新納歩さん)

Qコンベックスプローブの画質などはいかがですか?

橋本
iシリーズが出た当初は画質がかなり変わったイメージがあって、少し馴染みにくいのかなと一瞬思いましたが、コントラストもすごくついていて、慣れてしまうとはっきり見えるのでいいと思います。
柴田
そうですね。コンベックスもきれいなので、やはり周波数を変えられることは便利ですし、他のもので見えにくかったものがくっきりはっきり見えるところがとてもわかりやすく、判別しやすいので、少しでもわかりにくいものがあれば、i800を選んでいます。

Q汎用機種のVerifiaについては使い勝手などいかがでしょうか?

柴田
i800と同じようにBモードもきれいです。特に下肢静脈、動脈がきれいに見えて、血栓や動脈の狭窄部分の有無などがはっきりわかります。腹部はもちろん乳腺のエラストもきれいですし、画像も遜色なくきれいに見えます。使い勝手はすごくいいです。
新納
病棟にはポータブルで行きますが、前に使っていた装置は立ち上がりが遅く、画質もズームすると粗くなってわかりづらいなと思っていました。Verifiaだとカラーもにじまず、きれいに描出できるので、かなり検査がしやすくなりました。
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今回、お話をうかがった時に使用した機器について

Aplio i-series(アプリオ アイ シリーズ)

Aplio i-series(アプリオ アイ シリーズ)はキヤノンメディカルシステムズ(株)のプレミアムハイエンド装置です。浅部から深部まで、細い超音波のビームを高密度で送受信できる技術により、高精細な画像を描出することが可能となりました。
さらに、血流イメージング技術である「SMI(Superb Micro-vascular Imaging)」は、微細で低速な血流を捉えることが可能です。
また「日常検査で使用するコンベックスプローブと穿刺プローブとの画質差、穿刺時のブラインドの少なさ」そんな要望にお答えするマイクロコンベックスプローブの搭載も可能です。

Aplio i-series(アプリオ アイ シリーズ)
Aplio a-series(アプリオ エイ シリーズ)

Aplio a-series(アプリオ エイ シリーズ)はキヤノンメディカルシステムズ(株)のハイエンド装置です。浅部から深部まで、細い超音波のビームを高密度で送受信できる技術により、高精細な画像を描出することが可能となりました。さらに、血流イメージング技術である「SMI(Superb Micro-vascular Imaging)」は、微細で低速な血流を捉えることが可能です。
また、Aplio a / Verifiaでは、操作者の身体的な負担を軽減し、検査効率の向上に貢献するために、医療現場の様々な検査スタイルに対応できるエルゴノミクスを採用しました。
使い勝手を、ハード・ソフトの両側面にわたり、一つひとつユーザー目線で設計しなおしました。全てのユーザーに、全ての現場にワンランク上の使いやすさを提供します。

Aplio a-series(アプリオ エイ シリーズ)
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進展を続ける超音波診断装置の現在と未来

進展を続ける超音波診断装置の現在と未来

兵庫医科大学病院
消化器内科教授/超音波センター長/内科・肝胆膵科教授
飯島 尋子 先生

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