世界中、誰もが予想すらし得なかった320列160mmの検出器幅。
ADCT Aquilion ONEがグローバル・デビューを果たしたのは、2007年。
1回転0.35秒で脳・心臓などの臓器全体を撮影し、
血流など動態の可視化を実現したArea Detector CTの登場は、
医療界に新時代の到来を告げました。
続く2012年には、第2世代ViSION Editionが
1回転0.275秒の高速化に成功。
開口径も720mmから780mmまで大幅拡張を実現しました。
2015年には、大幅な被ばく低減を可能にする
逐次近似再構成技術を標準搭載したFIRST Editionが第3世代として誕生。
進化を重ね、ADCTへの期待は、広がりを加えます。
「治療計画にAquilion ONEを使いたい」「救急専用機が欲しい」。
多様な医療の現場から届く妥協なきニーズや貴重なご助言からは
多くのドクターやスペシャリストとの共同研究が生まれ、
未踏の領域はーつひとつ、
「いのち」を守る最前線を支える力となりました。
なかでも、Angio CTのラインナップとして
320列ADCT Aquilion ONEの開発を実現したことは、
診断・治療の時空間のより高度な融合、
CT適応領域の裾野を拡大するものとして注目されています。
昨年2016年には、この10年のすべてを凝縮した
新世代GENESIS Editionが誕生。
独自の光学系技術PURE ViSION Opticsによる低被ばくで高精細な画像。
全世界累計1,259台、国内409台の導入実績※に
磨き抜かれたユーザーファースト。
世界に誇るテクノロジーを小さく使いやすい洗練のカタチに備えた新生は、
高度な研究施設から暮らしに寄り添う医療施設まで、
広くADCTの有用性をお役立ていただける可能性を拓きました。
これまでもこれからも、みなさまの情熱とともに。
Aquilion ONEの進化の旅は続きます。
※2017年3月現在
形態診断から動態診断、機能診断へ